| (国旗) | (国章) |
| 公用語 | アイルランド語、英語 | ||||||||||||||||||||
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| 首都 | ダブリン | ||||||||||||||||||||
| 最大の都市 | ダブリン | ||||||||||||||||||||
元首
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| 独立 - 日付 |
イギリスから英愛条約により 1921年12月6日 |
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| 通貨 | ユーロ () (EUR) | ||||||||||||||||||||
| 時間帯 | UTC (±0)(DST: +1) | ||||||||||||||||||||
| ccTLD | IE | ||||||||||||||||||||
| 国際電話番号 | 353 | ||||||||||||||||||||
アイルランド共和国(アイルランドきょうわこく、英語:Republic of Ireland、アイルランド語:Poblacht na hÉireann)、通称アイルランド(Ireland)は北大西洋のアイルランド島に存在する立憲共和制国家である。首都はアイルランド島中東部の都市ダブリン。ナショナルカラーは緑。
独立時の経緯によりアイルランド島の北東部北アイルランド6州はイギリスの統治下にあるが、アイルランドは全島の領有権を主張している。2005年の英エコノミスト誌の調査では最も住みやすい国に選出されている。
目次
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正式名称はÉire(アイルランド語: エーラ)であり、憲法は公式の英語名称についてIrelandと定めている。国際連合やヨーロッパ連合においてはIrelandとして登録されているが、その一方で、「1948年アイルランド共和国法」 (The Republic of Ireland Act, 1948) は、憲法の規定を覆す効力は無いもののRepublic of Irelandを公称とする旨を定めている。
日本語では「アイルランド」または「アイルランド共和国」の表記が使われており、日本政府は「アイルランド」を用いている。漢字では愛蘭土と当てられ、愛と略す。アイルランド語名に由来するエールと呼ぶこともある。
詳細はアイルランドの歴史を参照
詳細はアイルランドの政治を参照
1949年以降は共和制を採用している。元首は大統領で国民の直接選挙により選出される。大統領は基本的には名誉職であり、儀礼的な役割を主に務めるが、違憲立法審査の請求、首相による議会解散の拒否などの権限があり、国軍の最高司令官をつとめる。初代大統領は作家のダグラス・ハイドが就任した。最近は二代続けて女性が大統領に選出されており(メアリー・ロビンソン、メアリー・マッカリース)、保守的傾向の強かったアイルランドの変化を象徴している。現在北アイルランド問題も問題となっている
アイルランドの議会(ウラクタス, Oireachtas)は二院制で上院がシャナード・エレン(Seanad Éireann)、下院はドール・エレン (Dáil Éireann) と呼ばれる。議会から選出された首相(ティーシャク, Taoiseach)が行政府の長となる。
1973年にはEC(現在EU)に加盟している。
詳細はアイルランド国防軍を参照
アイルランドは陸海空三軍を擁し、平時の兵力は8,500名。他に陸軍の予備役13,000名がある。安全保障については中立政策を採用しており、第二次世界大戦には参戦せず、北大西洋条約機構にも加盟していない。
アイルランド島の南側、約6分の5がアイルランド共和国、残りは北アイルランドでイギリス領である。面積は70,282km2(北アイルランドを加えると84,421km2)、南北に約500km、東西に約300kmある。
大西洋の北東部にあり、東のアイリッシュ海でグレートブリテン島と隔てられている。
中央部は氷河によって堆積した粘土と砂を含む石灰岩の低地が広がっており、沼地や湖が多く存在する。山岳地帯は主に沿岸部に分布している。北東部に玄武岩台地があるほかはほとんどの地域が花崗岩に覆われている。
温暖なメキシコ湾流と、大西洋から吹く偏西風の影響で気候は安定した西岸海洋性気候となっており夏は涼しく、冬は緯度の高い割に寒くない。また、地域による気候の差もほとんどない。もっとも寒いのは1月と2月で平均気温は4〜7℃程度であり、もっとも暖かい7月と8月の平均気温は14〜17℃程度である。最低気温が-10℃より下がることや、最高気温が30℃を超えることはほとんどない。
年間の降水量は、平野では1000mm程度である。山岳部ではさらに多く2000mmを超えることもある。月ごとの降水量はほとんど変わらない。
詳細はアイルランドの地方行政区画を参照
アイルランド島は歴史的な慣習から自治権のないコノート、マンスター、レンスター、アルスターの4つの地方に大別される。これらは32の州(county)で構成されるが、この内のアーマー、アントリム、ダウン、ティロン、デリー、ファーマナの6州がイギリスの統治下にある北アイルランドに属している。
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北アイルランド |
統計上、欧州諸国の中で最も凶悪犯罪が少なく、治安のよい国とされてきた。(一人当たりの被害件数で日本よりも少ない項目もある)しかし近年、移民の急増などから悪化の傾向にある。
詳細はアイルランドの経済を参照
アイルランド経済は他のヨーロッパ諸国と比べ小規模であり国際貿易に大きく依存している。かつては西欧でも長きにわたりポルトガルなどと並び最貧国のひとつであったが、1990年代に入ってからEUの統合とアメリカを中心とした外資からの投資などにより急成長を遂げ、1995年から2000年の経済成長率は10%前後であり、世界において最も経済成長を遂げた国のひとつであった。以前に経済の中心をなしていた農業は産業の工業化により重要度が低下した。現在では工業はGDPの46%、輸出額の80%、雇用の29%を担っている。近年のアイルランド経済の力強い成長は外資企業・多国籍企業や輸出が寄与するところが大きいが、国内における個人消費および建設、設備投資による影響も見逃せない。好調な経済に伴いここ数年のインフレ率は4%から5%で推移していたが、2005年度には2.3%に低下した。アイルランド国民の関心を集めている住居価格は2005年2月で251,281ユーロであった。失業率は低水準を維持しており収入も順調に増加している。世界の主要都市における調査によると、アイルランドの首都ダブリンは22番目に物価の高い都市であり、2003年度の調査から2位上昇している。アイルランドはEUの中でルクセンブルクに次いで人口あたりGDPが大きい国であり、これは世界においても4位に位置している。
ただ、OECDの調査によると他の欧州諸国と比べても貧困率が高い傾向があり、今後の経済成長に期待するべきである。2007年度より、経済の急激な落ち込みが始まり、特に不動産価格の急激な下落が記録されている。また同年より起きた世界的なサブプライム問題によって多くの銀行・証券会社などが巨額な損失を発表しており、今後の動向が注目される。
国土の16%が農地、47.7%が牧場並びに牧草地として利用されている。農業従事者は16万人であり、生産年齢人口(国民の67.5%)のうち、5.7%を占める(以上2003年時点の統計値)。アイルランド経済は貿易依存度が高く、同時に農業、特に牧畜業に依存している。しかしながら、貿易(輸出品目)の上位には農業生産物が登場せず、国内消費を満たす生産水準に留まっている。
主要穀物では、オオムギ(116万トン、以下2004年の統計値)、次いでコムギ(85万トン)、第三位に馬鈴薯(50万トン)が並ぶ。野菜類ではテンサイ(砂糖大根、150万トン)が飛び抜けており、次いでキャベツ(5万トン)の栽培が盛ん。畜産ではウシ(704万頭)が中核となり、次いで羊(485万頭)、ニワトリ(1280万羽)である。このため、畜産品である牛乳の生産(550万トン)は世界シェアの1.1%に達する。
アイルランドの鉱業は鉛と亜鉛を中核とする。2003年時点で鉛鉱の生産は5万トン(世界シェア9位)、亜鉛鉱は25万トン(同8位)である。ミース州ナヴァンに位置するタラ (Tara) 鉱山はヨーロッパ最大の鉛・亜鉛鉱山。他にキルケニー州とティペラリー州にも鉱山が点在する。いずれも海水を起源とする層間水が石灰岩層にトラップされて形成されたアルパイン型鉱床の代表例である。これ以外の金属資源としては銀もわずかに産出する。有機鉱物では天然ガスを採取しているが、消費量の数%をまかなうに過ぎない。埋蔵されていた無煙炭はほぼ枯渇している。
ケルト系のアイルランド人が大多数を占める。第1公用語はアイルランド語、第2公用語は英語である。しかし一部の地方の中高年の層を除き殆ど全ての人が英語を使用している。近年はポーランドからの出稼ぎ移民が急増し、話者人口では既にポーランド語話者がアイルランド語話者を大きく上回っている。ダブリンだけでも、12万人のポーランド人が居住しており、政治的影響力も年々増大している。
古くはケルト人による文化が栄えローマ時代の書物などにその一端が記されている。6世紀以後にはケルズの書に代表されるようなカトリック信仰に基づくキリスト教文化が広まった。
イギリスの植民地時代、連合王国時代にはアイルランド出身の小説家により多くの優れた小説が英語で執筆された。この中には、ジョナサン・スウィフト、ジェイムズ・ジョイス、ジョージ・バーナード・ショー、オスカー・ワイルド、W・B・イェーツ、サミュエル・ベケットなどがいる。詩人のシェイマス・ヒーニーはノーベル文学賞を受賞している。
近年ではポピュラー音楽の分野においてクランベリーズ、ヴァン・モリソン、ロリー・ギャラガー、U2やエンヤやウエストライフが世界的な成功を収めている。また、ノーベル平和賞候補者にも選ばれた元ブームタウン・ラッツのボブ・ゲルドフもアイルランド出身である。また、イギリスやアメリカなどで音楽・映画・演劇などの分野におけるアイルランド系移民の文化的貢献度の高さは特筆するべきであろう。多くの英国のロックバンドや、ハリウッドの戦前の監督や俳優の多くをアイリッシュ系移民が占めている(いた)。
アイルランドにおける教育システムは他の西ヨーロッパ諸国の例と大きな違いはない。各段階の公立、私立学校双方の授業、運営にカトリック教会が関与する点が特徴である。詳しくはアイルランドの教育を参照のこと。
トリニティ・カレッジの物理学者アーネスト・ウォルトンは1951年にノーベル物理学賞を受賞している。
アイルランド国内には、ユネスコの世界遺産リストに登録された文化遺産が2件存在する。詳細はアイルランドの世界遺産を参照。
| 日付 | 日本語表記 | 現地語表記 | 備考 |
|---|---|---|---|
| 1月1日 | 元日 | ||
| 3月17日 | 聖パトリックの日 | ||
| 移動祝祭日 | イースター・マンデー | イースターの日曜日の次の日 | |
| 移動祝祭日 | (5月の最初の月曜日) | ||
| 移動祝祭日 | (6月の最初の月曜日) | かつては聖霊降臨祭として祝っていた | |
| 移動祝祭日 | (8月の最初の月曜日) | ||
| 移動祝祭日 | ハロウィーン | 10月の最後の月曜日 | |
| 12月25日 | クリスマス | ||
| 12月26日 | 聖スティーブンの日 |
Category:アイルランドのスポーツも参照
サッカー、ゲーリックフットボール、ハーリング、ラグビー等が人気スポーツ。
サッカーアイルランド共和国代表にも選出されているスティーブ・フィナンはイングランドの名門、リヴァプールFCで活躍している。他の代表選手も、イングランドやスコットランドのチームで活躍している。
他には、アイリッシュダービーに代表される競馬も盛ん(アイルランドの競馬を参照)。年間の競走数は平地が850、障害が1350となっており、世界で唯一平地より障害競走の方が多い国である。合計の競走数2200はヨーロッパでは8位に過ぎないが、馬券売り上げは30億ユーロ(ヨーロッパ3位)で、10倍もの競走数を誇るイタリアより多い。
サラブレッド生産規模は世界第3位の年間12000頭(世界の10%)にも上り、イギリスやフランスの競馬を影から支えている。
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