新潟県についての情報
新潟県
にいがたけん
| 地方 |
中部地方、北陸地方
甲信越地方 |
| 団体コード |
15000-2 |
| ISO 3166-2 |
JP-15 |
| 面積 |
12,583.47km
※境界未定部分あり |
| 総人口 |
2,396,603人
(推計人口、2008年6月1日) |
| 人口密度 |
190人/km |
| 隣接都道府県 |
山形県、福島県、群馬県、長野県、富山県 |
| 県の木 |
ユキツバキ |
| 県の花 |
チューリップ |
| 県の鳥 |
トキ |
| 他のシンボル |
県の草花: 雪割草(2008年3月1日指定 )
県の歌: 県民歌 |
| 知事 |
泉田裕彦 |
| 新潟県庁 |
| 所在地 |
〒950-8570 |
新潟県 |
| 新潟市中央区新光町4番地1 |
| 電話番号 |
025-285-5511 |
| 外部リンク |
新潟県庁 |
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特記事項 :
■:政令指定都市 / ■:市 / ■:町・村
SVGMAP
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| ウィキポータル |
日本の都道府県/新潟県 |
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| ■Template (■ノート ■解説) ■都道府県ポータル |
新潟県(にいがたけん、英語表記:Niigata Prefecture)は、本州日本海側に位置する、日本の県の1つ。県庁所在地は新潟市(政令指定都市)。県庁の建物については新潟県庁舎を参照のこと。
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目次
- 1 概要
- 2 地理
- 2.1 自然公園
- 2.2 都市公園
- 2.3 新潟県の分類
- 3 歴史
- 4 人口
- 5 行政
- 5.1 歴代公選知事
- 5.2 財政
- 5.3 議会
- 5.4 行政区域の変遷
- 5.4.1 県の変遷
- 5.4.2 新潟県の成立
- 5.4.3 郡の変遷
- 6 経済
- 6.1 産業
- 6.1.1 農林水産業
- 6.1.2 鉱工業
- 6.1.3 サービス業
- 7 地域
- 7.1 県内の地域区分
- 7.2 現在の市町村・郡
- 7.2.1 上越地方(頸城地方)
- 7.2.2 中越地方
- 7.2.3 下越地方
- 7.2.4 佐渡地方(佐渡島)
- 7.3 地域圏
- 7.4 平成の大合併以降、廃止した市町村・郡
- 7.4.1 上越地方
- 7.4.2 中越地方
- 7.4.3 下越地方
- 7.4.4 佐渡地方
- 8 有形文化財建造物
- 9 文化
- 10 電力会社・JR・高速道路・ナンバープレート等
- 11 新潟県内を題材にした作品
- 11.1 映画・ドラマ
- 11.2 小説
- 11.3 楽曲
- 12 マスコミ
- 12.1 新聞
- 12.2 放送局
- 12.2.1 テレビ・AMラジオ
- 12.2.2 FM
- 12.2.3 コミュニティFM
- 12.2.4 ケーブルテレビ
- 13 スポーツクラブ
- 14 関連項目
- 15 外部リンク
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概要
令制国では越後国と佐渡国の全域に相当する。古代には越国の領土で、五畿七道の北陸道のうち東半分を占めている。旧国名から越佐(えっさ)と表現することもある。
県章は「新」の字を崩した物を中央上に置いて、その周りを「ガタ」を丸く図案化したもので囲んだものである。また、県章とは別にシンボルマークも制定されている。参考
面積は広く、北と西に折れ曲がっており、山や峠が多く立ち並ぶ。地理的要素の違いから、上越地方、中越地方、下越地方、佐渡地方の4地域に大きく分けられている。
2007年4月1日、新潟市が政令指定都市に指定されたため、本州日本海側初の政令指定都市がある県となった。
地理
- 隣接都道府県: 山形県 - 福島県 - 群馬県 - 長野県 - 富山県
- 山脈:越後山脈、三国山脈、朝日山地、飯豊山地、櫛形山脈
- 山:妙高山、八海山、巻機山、兎岳、金城山、坂戸山、弥彦山、魚沼駒ヶ岳、金北山、焼山、米山、苗場山、小蓮華山
- 平野:越後平野、高田平野(頚城平野)、刈羽平野、国仲平野
- 河川:信濃川、阿賀野川、渋海川、魚野川、宇田沢川、三国川、水無川、佐梨川、大源太川、荒川、三面川、関川、姫川、国府川、五十嵐川、鯖石川、鵜川
- 湖沼・池・潟:加茂湖、福島潟、鳥屋野潟、佐潟、瓢湖、奥只見ダム、三国川ダム
- 離島:佐渡島、粟島
自然公園
磐梯朝日国立公園、尾瀬国立公園、上信越高原国立公園、中部山岳国立公園
佐渡弥彦米山国定公園、越後三山只見国定公園
瀬波笹川流れ粟島県立自然公園、胎内二王子県立自然公園、阿賀野川ライン県立自然公園、五頭連峰県立自然公園、長岡東山山本山県立自然公園、奥早出粟守門県立自然公園、魚沼連峰県立自然公園、米山福浦八景県立自然公園、直峰松之山大池県立自然公園、久比岐県立自然公園、白馬山麓県立自然公園、親不知子不知県立自然公園、小佐渡県立自然公園
都市公園
国営越後丘陵公園
新潟県の分類
- 地理:東日本、かつ、中部地方に分類される。その他、北陸地方 (広義)、甲信越地方、上信越地方などにも分類される(→中部地方#地方内の分類)。
- 中央省庁の行政区分:北陸地方(国土交通省北陸地方整備局管轄)、信越地方(郵政関連)、国土交通省北陸信越運輸局管轄)、広域関東圏・関東甲信越地方(関東財務局管轄)
- 気象庁の気象予報区分(気象庁予報警報規程)における「地方予報区」では、富山県、石川県、福井県とともに「北陸地方」とされ、新潟地方気象台がこの予報区の担当気象官署とされている。
- 法律:国土形成計画法などの地域開発では東北地方に含まれる(→東北地方#新潟県を東北地方に編入する場合)。衆議院比例代表区では北信越地方(北陸信越ブロック)に含まれる。裁判所のエリアでは関東甲信越に含まれる(東京高裁)。
- 経済:大括りでは東日本、更に小さいブロックに分けられる場合は、関東甲信越となることが多い。
- インフラ:高速道路は全域がNEXCO東日本。鉄道はほぼ全域が東日本旅客鉄道(JR東日本)であるが、県西部(糸魚川市と上越市の一部/北陸本線、大糸線)においては西日本旅客鉄道(JR西日本)の営業地域。電力は全域東北電力の営業圏内。周波数は50Hzである(糸魚川市と妙高市の一部、佐渡市全域を除く)。
- 情報インフラ:携帯電話のエリア区分は、NTTドコモはNTTドコモ中央(関東甲信越)、auは関東(地域会社の統合以前は東北セルラー電話の管轄。その為一部のネットワークは現在も東北エリア。通話料金表)、ソフトバンクモバイルは東北エリアとなっている。固定電話はNTT東日本の管轄である。
- テレビジョン放送:NHKは、新潟県を関東甲信越として定めている。ただし、国政選挙やアマスポーツの区割りでは北信越ブロックに属するため、これらの報道や中継を行う場合はNHK名古屋放送局経由でネットする。民間放送各局のブロックネットでは、東北電力一社提供の場合に東北地方と一緒となり、在仙台局が制作の中心となった7局ネット(東北6県+新潟県)となる。在新潟4局は、県内主要都市と東京・大阪に支局を置いているが、TeNYとNSTが更に東北支局(仙台市内)を設けている。
歴史
※ 行政区域の変遷の歴史は「#行政区域の変遷」を参照すること。
- 新潟県は高志(越)国の一部であったが、7世紀末に高志国は越前・越中・越後の三国に分けられた。
- 863年7月10日 - 越中・越後地震発生。
- 1502年1月28日 - 越後地震発生。
- 1665年 - 越後高田地震発生。
- 1714年 - 糸魚川地震発生。
- 1751年 - 越後・越中地震発生。
- 1828年 - 三条地震発生。
- 1833年 - 出羽・越後・佐渡地震発生。
- 1860年1月1日 - 日米修好通商条約により新潟港開港。
- 1868年 - 戊申戦争(北越戦争)勃発。西軍が長岡城を攻略して越後を制圧。
- 1945年 - 長岡空襲。
- 1961年2月2日 - 長岡地震発生。
- 1963年 - 昭和38年1月豪雪(サンパチ豪雪)・東京〜新潟間の交通網寸断。
- 1964年 - 新潟国体開催。
- 1964年6月16日 - 新潟地震発生。
- 1967年 - 昭和42年8月洪水(羽越豪雨)発生。
- 1978年 - 北陸自動車道一部開通(新潟市(当時黒埼町)〜長岡市間)。
- 1980年末-1981年 - 五六豪雪発生。
- 1982年11月15日 - 上越新幹線暫定開業(新潟〜大宮間)。
- 1985年3月 - 上越新幹線上野駅乗り入れ開始。
- 1985年10月 - 関越自動車道全線開通。
- 1988年 - 北陸自動車道全線開通。
- 1991年 - 上越新幹線東京駅乗り入れ開始。
- 1996年 - 県都新潟市が中核市に指定される。
- 1997年 - 磐越自動車道全線開通。
- 1998年8月4日 - 新潟市で記録的な豪雨(8.4水害)。
- 1999年10月30日 - 上信越自動車道全線開通。
- 2000年1月 - 新潟県警本部長不祥事(雪見酒事件、新潟少女監禁事件に関連して)。
- 2002年5月 - 日本海東北自動車道新潟空港IC〜聖籠新発田IC間が開通。同年10月には中条ICまで延伸。
- 2002年6月 - 新潟スタジアムにて2002年ワールドカップサッカー日本側開幕戦開催。
- 2004年7月13日 - 平成16年7月新潟・福島豪雨(7.13水害)発生。
- 2004年10月23日 - 新潟県中越地震発生・上越新幹線脱線。
- 2005年12月22日 - 新潟大停電。
- 2006年1月 - 平成18年豪雪。各地で観測史上最大積雪量を更新。
- 2007年4月1日 - 新潟市が政令指定都市に、また長岡市と上越市が特例市へ移行。
- 2007年7月16日 - 新潟県中越沖地震発生。
人口
1888年の統計では約166万人を擁し、日本一人口の多い道府県であった(→都道府県の人口一覧#1888年(明治21年)、[1])。この時期は、都市化が進んでおらず、日本人の9割近くが農業によって生活を成り立たせていたため、収穫高が大きい新潟県は人口涵養能力が高かった。国勢調査おいて[2]、1940年に200万人を突破し、1955年に247.3万人となったが1970年に236.1万人にまで減少した。その後増加し、1985年に247.8万人に達した。2005年の値は243.1万人で全国14位だったが、2008年6月1日の推計人口では約239.7万人と減少傾向にある。特に、進学や就職などの理由による18歳〜24歳の若年層の減少が深刻で、県では人口対策を最重要課題に掲げている。
年齢構成
- データ出典:第10表/都道府県, 年齢(5歳階級), 男女別人口−総人口
(総務省統計局)
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| 新潟県と全国の年齢別人口分布図(比較) |
新潟県の年齢・男女別人口分布図 |
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■紫色は新潟県
■緑色は日本全国
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■青色は男性
■赤色は女性
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| 総務省統計局 / 国勢調査(2005年) |
行政
歴代公選知事
- 岡田正平(2期、1947年4月15日 - 1955年4月29日)
- 北村一男(2期、1955年4月30日 - 1961年11月30日)
- 塚田十一郎(2期、1961年12月7日 - 1966年3月28日)
- 亘四郎(2期、1966年5月8日 - 1974年4月30日)
- 君健男(4期、1974年5月1日 - 1989年4月19日)
- 金子清(1期、1989年6月4日 - 1992年9月9日)
- 平山征夫(3期、1992年10月25日 - 2004年10月24日)
- 泉田裕彦(1期、2004年10月25日 - )
財政
議会
行政区域の変遷
県の変遷
括弧書きは藩府県庁所在地の現所属市町村
- 1868年5月11日(慶応4年=明治元年旧暦4月19日):新潟奉行所に代えて新潟裁判所を設置。
- 1868年5月16日(慶応4年旧暦4月24日):佐渡奉行所に代えて佐渡裁判所を設置。
- 1868年7月18日(慶応4年旧暦5月29日:越後国に越後府(第1次、上越市高田 ⇒ 柏崎市)を設置。
- 1868年9月13日(慶応4年旧暦7月27日):越後府から柏崎県(第1次、柏崎市)を分離。
- 1868年10月17日(慶応4年旧暦9月2日):佐渡裁判所に代えて佐渡県(佐渡市旧真野町)を設置。
- 1868年11月5日(明治元年旧暦9月21日):越後府を新潟府(柏崎市 ⇒ 長岡市 ⇒ 新潟市)に改称。
- 1868年12月18日(明治元年旧暦11月5日):柏崎県を新潟府に合併(布達のみで実行されず)、佐渡県を新潟府の当分管轄とする(事実上の編入)。
- 1869年3月20日(明治2年旧暦2月8日):新潟府から越後府(第2次、阿賀野市旧水原町)を分離再置。
- 1869年4月3日(明治2年旧暦2月22日):新潟府を新潟県(第1次)と改称。柏崎県の廃止と越後府への合併を再度布達。佐渡県は越後府の当分管轄とする。
- 1869年6月13日(明治2年旧暦5月4日):岩代国に若松県(会津若松市)を設置、蒲原郡のうち旧会津藩領(現東蒲原郡)を管轄。
- 1869年7月25日(明治2年旧暦6月17日):版籍奉還 -8月1日( 旧暦6月24日)までに越後国内では以下の10藩の藩主(諸侯)が知藩事に任命された。
村上藩(村上市)、黒川藩(胎内市旧黒川村)、三日市藩(新発田市三日市)、新発田藩(新発田市)、村松藩(五泉市旧村松町)、三根山藩(新潟市旧巻町)、長岡藩(長岡市)、与板藩(長岡市旧与板町)、椎谷藩(柏崎市椎谷)、高田藩(上越市高田)、清崎藩(糸魚川市)
- 1869年8月27日(明治2年旧暦7月20日):越後府による当分管轄を解除し、佐渡県(佐渡市旧相川町)を再置。
- 1869年9月3日(明治2年旧暦7月27日):越後府と新潟県を合併し、水原県(阿賀野市旧水原町)を設置。
- 1869年9月30日(明治2年旧暦8月25日):水原県から柏崎県(第2次、柏崎市)を分離。
- 1870年4月7日(明治3年旧暦3月7日):水原県を廃し、新潟県(第2次、新潟市)を設置。
- 1870年11月15日(明治3年旧暦10月22日):長岡藩を廃し、柏崎県に編入。
- 1870年11月22日(明治3年旧暦10月29日):三根山藩を峰岡藩(新潟市旧巻町)に改称。
- 1871年8月29日(明治4年旧暦7月14日):廃藩置県 - 旧藩から県に替わったものも含めて現新潟県域には以下の各県が設置された。
村上県、三日市県、黒川県、新発田県、村松県、峰岡県、新潟県、柏崎県、与板県、椎谷県、高田県、清崎県、佐渡県
- 蒲原郡のうち旧会津藩領の区域は引き続き若松県の一部
- 1871年12月31日(明治4年旧暦11月20日):府県統合により以下の3県を設置。
- 新潟県(第3次、新潟市):下越2郡(蒲原郡・岩船郡) - 村上県、三日市県、黒川県、新発田県、村松県、峰岡県、新潟県を統合
- 柏崎県(第3次、柏崎市):上・中越5郡(頸城郡・刈羽郡・魚沼郡・三島郡・古志郡) - 与板県、椎谷県、高田県、清崎県、柏崎県を統合
- 相川県(佐渡市旧相川町):佐渡県を改称
- 1873年(明治6年)6月10日:柏崎県を廃し、新潟県に合併。
- 1876年(明治9年)4月18日:相川県を廃し、新潟県に合併。
- (1876年(明治9年)8月21日:若松県を廃し、磐前県とともに福島県に合併。)
- 1886年(明治19年)5月25日:福島県から東蒲原郡を新潟県へ移管。
新潟県の成立
現在の新潟県は、日米修好通商条約によって開港場に指定された新潟を管内に抱え、また戊辰戦争の主戦場の1つになったことから、その成立までの変遷は他府県にもまして複雑なものだった。1870年(明治3年)の新潟県(第2次)成立までの変遷は「越後府」および「柏崎県」の項を参照のこと。
1870年4月7日(明治3年旧暦3月7日)、越後国のうち新潟を含む下越2郡(蒲原郡・岩船郡)内の政府直轄地を管轄していた水原県が廃止され、県庁が新潟に移されることで新潟県(第2次)が成立した。当時、現県域には新潟県のほか、上・中越5郡(頸城郡・刈羽郡・魚沼郡・三島郡・古志郡)内の政府直轄地を管轄する柏崎県、佐渡国全域を管轄する佐渡県、および県域内に藩庁を置く10藩によって分割支配されていた。さらに、蒲原郡のうち旧会津藩領の区域は若松県の管轄下に置かれていた。
1871年8月29日(明治4年旧暦7月14日)の廃藩置県を経て、同年12月31日(旧暦11月20日)に行われた府県再編で下越2郡の旧藩5県が新潟県と、上・中越5郡の旧藩4県(長岡藩は既に柏崎県に編入されていた)が柏崎県と合併して、それぞれ新潟県(第3次)、柏崎県(第3次)となり、また佐渡県は相川県と改称された。1873年(明治6年)に柏崎県が、1876年(明治9年)に相川県がそれぞれ廃止されて相次いで新潟県に合併されて、越佐両国を新潟県が統一して管轄することとなった。
1886年(明治19年)、若松県を経て福島県の管轄となっていた蒲原郡の一部(1878年(明治11年)から東蒲原郡)が新潟県に移管されたことにより、現在の新潟県の県域が確定した。
郡の変遷
- 1869年(明治2年):現在の新潟県域には以下の国郡があった。
- 越後国
- 岩船郡、蒲原郡、三島郡、古志郡、魚沼郡、刈羽郡、頸城郡
- 佐渡国
- 1878年(明治11年):郡区町村編制法により蒲原郡・魚沼郡・頸城郡が分割されて新潟県管内は1区22郡となり、また福島県管内に越後国のうち1郡が属した。
- 蒲原郡を新潟区・北蒲原郡・中蒲原郡・西蒲原郡・南蒲原郡・東蒲原郡に分割、うち東蒲原郡は福島県に所属。
- 魚沼郡を北魚沼郡・南魚沼郡・中魚沼郡に分割。
- 頸城郡を東頸城郡・中頸城郡・西頸城郡に分割。
- 従来どおり:岩船郡、三島郡、古志郡、刈羽郡、雑太郡、加茂郡、羽茂郡
- 1886年(明治19年)5月25日:福島県から東蒲原郡が移管され、新潟県管内は1区23郡となる。
- 1889年(明治22年)4月1日:市制・町村制の施行により、新潟区が新潟市となる。
- 1896年(明治29年)4月1日:新潟県に府県制・郡制が施行され、佐渡3郡(雑太郡・加茂郡・羽茂郡)が統合されて佐渡郡となり、新潟県管内は1市21郡となる。
- 2004年(平成16年)3月1日:市町村合併により佐渡郡が消滅。
- 2005年(平成17年)3月19日:市町村合併により西頸城郡が消滅。
- 2005年(平成17年)4月1日:市町村合併により東頸城郡、中頸城郡、古志郡が消滅。
- 2006年(平成18年)1月1日:市町村合併により中蒲原郡が消滅。
経済
産業
農林水産業
主要な産業としては農産物があげられる。米(コシヒカリ)が中心で収穫量は北海道についで第2位を誇る。特に魚沼地方で栽培されるコシヒカリは「魚沼産コシヒカリ」として、食味日本一の評価を受けるトップブランドであり、日本一の米どころであるといえる(その中でも南魚沼市旧塩沢町は最も良)。また、米に関連して米菓(煎餅、あられなど)の生産額も日本一、日本酒も兵庫県、京都府に次ぐ第3位である。
米以外では、隣の富山県ともども、チューリップの栽培が盛んである。意外なところでは、西瓜の栽培が盛んである。
漁業も盛んであり、蒲鉾等魚肉練り製品等も有力である。
鉱工業
日本で数少ない原油の生産地でもあり、これに関連してか石油ストーブ、石油ファンヒーターといった石油燃焼器具の生産が大きい。現在でも胎内市(旧中条町)沖に阿賀沖油田があり、採掘が進められている。佐渡島にはかつて金山(佐渡金山)があったが、1989年(平成元年)に閉山された。
他には金属製品の生産が多い。燕市・三条市の金属食器は国内シェアの9割を持ち、機械部品では、非鉄金属材料の加工に強みをもつ企業が多い。はさみや包丁、スパナなどの金属工具も大阪府に次ぐ2位である。北陸工業地域の中心的存在でもある。
繊維産業では、ニットの生産高が日本一。しかし、中国あたりに押され気味という。
発電では、阿賀野川流域に大規模水力発電所が立地しており、東京電力柏崎刈羽原子力発電所が、原子力発電所としては世界最大の出力を誇る。現在東北電力、中部電力が共同で操業する上越火力発電所(仮称)を建設中である。
1989年には工場立地件数で日本一になったこともある。
サービス業
積雪地帯であり、特に中越地方と上越地方の山間ではスキー場が多い。しかし90年代前半のスキーブームは過ぎ去り、新潟県中越地震の影響や豪雪による交通網への影響が懸念され、2000年代に入ってからはスキー客が急激に減少傾向にある。これを受けて閉鎖されるスキー場も見られるようになっている。
よく「新潟県人はスキーをあまりしない」と言われるが、冬季の厳しい豪雪下の生活を知る県民にとっては「雪=辛いもの」というイメージが強い。つまりスキー客の大半は滅多に銀世界に来ない首都圏などからの集客によるところも大きかったという側面がある。今後は「雪を生かした観光」を目指し、新たな観光システムを構築していくことが望まれている。
地域
県内の地域区分
- 上越市を中心とする上越地方、長岡市を中心とする中越地方、新潟市を中心とする下越地方、佐渡市からなる佐渡地方(一島一市)の四地方からなる。なお、佐渡島以外は地方間の明確な境界はなく天気予報などでは以下のように大まかに分けられているが、場合によって境界は多少移動する(長大県の地方分けで明確な境界がないのは新潟県のみ)。この他、中越地方と下越地方の中間に位置する三条市・燕市周辺を県央地域、中越地方の南魚沼市、小千谷市や十日町市周辺を魚沼地方、下越地方の阿賀野川以北を阿賀北や県北と呼ぶこともある。
- 他方、上記の県庁配置や道路交通網の発達ぶりから、県内間高速バス路線が比較的多い。
現在の市町村・郡
県面積が広いということもあり、2000年の段階では実に112もの市町村があったが(北海道、長野県に次ぎ全国3位)、平成の大合併で2008年4月までに31市町村となった。
岩船郡を除く全ての郡が、1郡1町村の状態になっている。
以下の20市10郡7町4村がある。町は「ちょう」ではなくすべて「まち」と読む。
上越地方(頸城地方)
- 上越市(特例市)
- 地域自治区: 安塚区−浦川原区−大島区−牧区−柿崎区−大潟区−頸城区−吉川区−中郷区−板倉区−清里区−三和区−名立区
- 糸魚川市
- 妙高市
中越地方
- 長岡市(特例市)
- 三条市
- 柏崎市
- 小千谷市
- 加茂市
- 十日町市
- 見附市
- 魚沼市
- 南魚沼市
- 南蒲原郡
- 三島郡
- 北魚沼郡
- 南魚沼郡
- 中魚沼郡
- 刈羽郡
下越地方
- 新潟市(県庁所在地・政令指定都市)
- 行政区:北区・東区・中央区・江南区・秋葉区・南区・西区・西蒲区
- 新発田市
- 村上市
- 燕市
- 五泉市
- 阿賀野市
- 胎内市
- 北蒲原郡
- 西蒲原郡
- 東蒲原郡
- 岩船郡
佐渡地方(佐渡島)
地域圏
新潟県庁によって、県内は14の広域生活圏(広域市町村圏)に区分され、広域行政単位となっていた(地図)。平成の大合併によって圏内一市となる例が出現したため、現在の広域生活圏は、9つの広域行政圏と5つの市という内訳になっている(人口は2006年7月1日の推計人口[3]。上越新幹線の駅も付記。圏内一市の場合、圏名は斜体 )。
- 岩船圏(77,431人。村上市、関川村、粟島浦村 - 1市2村)
- 新発田圏(150,362人。新発田市、胎内市、聖籠町 - 2市1町)
- 新潟圏(859,385人。新潟市、阿賀野市 - 2市)新潟駅
- 五泉圏(70,985人。五泉市、阿賀町 - 1市1町)
- 三条・燕圏(240,301人。三条市、燕市、加茂市、田上町、弥彦村 - 3市1町1村)燕三条駅
- 長岡圏(375,083人。長岡市、小千谷市、見附市、出雲崎町、川口町 - 3市2町)長岡駅
- 柏崎圏(99,048人。柏崎市、刈羽村 - 1市1村)
- 魚沼圏 (43,166人。魚沼市 - 1市)
- 南魚沼圏(71,460人。南魚沼市、湯沢町 - 1市1町)浦佐駅、越後湯沢駅、(ガーラ湯沢駅)
- 十日町圏(72,922人。十日町市、津南町 - 1市1町)
- 上越圏 (207,374人。上越市 - 1市)
- 妙高圏 (37,506人。妙高市 - 1市)
- 糸魚川圏 (49,325人。糸魚川市 - 1市)
- 佐渡圏 (66,590人。佐渡市 - 1市)
平成の大合併以降、廃止した市町村・郡
平成以前の廃止市町村は新潟県の廃止市町村一覧を参照。
平成18年3月末の行政地図。旧市町村境を灰色で示す。
上越地方
- 東頸城郡(郡自体も消滅)
- 安塚町・浦川原村・大島村・牧村 - 上越市に編入の為
- 松代町・松之山町 - 十日町市新設の為
- 西頸城郡(郡自体も消滅)
- 名立町 - 上越市に編入の為
- 能生町・青海町 - 糸魚川市新設の為
- 中頸城郡(郡自体も消滅)
- 柿崎町・大潟町・吉川町・板倉町・頸城村・中郷村・清里村・三和村 - 上越市に編入の為
- 妙高高原町・妙高村 - 妙高市(旧名・新井市)に編入の為
中越地方
- 栃尾市 - 長岡市に編入の為
- 南蒲原郡
- 栄町・下田村 - 三条市新設の為
- 中之島町 - 長岡市に編入の為
- 三島郡
- 越路町・三島町 ・与板町・和島村・寺泊町- 長岡市に編入の為
- 古志郡(郡自体も消滅)
- 北魚沼郡
- 小出町・堀之内町・守門村・入広瀬村・湯之谷村・広神村 - 魚沼市新設の為
- 南魚沼郡
- 六日町・大和町 - 南魚沼市新設の為
- 塩沢町 - 南魚沼市に編入の為
- 中魚沼郡
- 刈羽郡
- 西山町・高柳町 - 柏崎市に編入の為
- 小国町 - 長岡市に編入の為
下越地方
- 新津市 - 新潟市に編入の為
- 豊栄市 - 新潟市に編入の為
- 白根市 - 新潟市に編入の為
- 北蒲原郡
- 中条町・黒川村 - 胎内市新設の為
- 豊浦町・紫雲寺町・加治川村 - 新発田市に編入の為
- 水原町・安田町・笹神村・京ヶ瀬村 - 阿賀野市新設の為
- 中蒲原郡(郡自体も消滅)
- 亀田町・横越町・小須戸町 - 新潟市に編入の為
- 村松町 - 五泉市新設の為
- 西蒲原郡
- 黒埼町・西川町・巻町・岩室村・潟東村・味方村・月潟村・中之口村 - 新潟市に編入の為
- 分水町・吉田町 - 燕市新設の為
- 東蒲原郡
- 津川町・鹿瀬町・三川村・上川村 - 阿賀町新設の為
- 岩船郡
- 荒川町・神林村・朝日村・山北町 - 村上市新設のため
佐渡地方
- 両津市 - 佐渡市新設の為
- 佐渡郡(郡自体も消滅)
- 相川町・佐和田町・金井町・新穂村・畑野町・真野町・小木町・羽茂町・赤泊村 - 佐渡市新設の為
有形文化財建造物
重要伝統的建造物群保存地区
文化
- 食
- 魚沼産コシヒカリ・醤油だれカツ丼・洋風カツ丼・醤油赤飯・のっぺ・わっぱ飯・ひこぜん・イタリアン・笹団子・ぽっぽ焼き(蒸気パン)・もも太郎(氷菓)・へぎそば・新潟ラーメン・燕三条系ラーメン・栃尾の油揚げ・ヤスダヨーグルト・かんずり・かきのもと(食用菊)
- またうどんのだしといなり寿司は関東風、桜餅は関西風である。
- 関連:郷土料理#新潟県
- 発祥地
- 日本のフリスビードッグ発祥の地(新潟市)・道の駅第1号(道の駅豊栄/新潟市旧豊栄市)・日本のスキー発祥の地(上越市/ただし、それ以前に静岡県でスキーが行われたという説もある)・消雪パイプ発祥の地(長岡市)・柿の種(米菓)発祥の地(長岡市)・日本初のドライブスルー設置店(フレンド喜多町店/長岡市)・ル・レクチェ発祥の地(新潟市旧白根市)・日本のワイン発祥の地(岩の原葡萄園/上越市)・日本の郵便の父生誕の地(前島密記念館/上越市)・地ビール全国1号(エチゴビール/新潟市旧巻町)
- その他
- かつて越後柴という地犬がいたが既に絶滅している。
- 神社の数が5000社で全国1位である。
新潟の「潟」の字の表記について
江戸時代から、地元を中心に「新(さんずい+写)」という略字(方言字)が使われていた。1981年に「潟」の字が常用漢字に採用されるまでは、道路標識などでもこの略字が使用されていた(新潟日報 「新潟=新(さんずい+写)」は本当なの?)。
また、中国語においては、「新」という表記が使われているが、新潟県庁としては「新潟」を勧めている。これは、中国語の「」は「瀉」(右上にウかんむり)の簡略化に相当し、それにより、「潟」と「瀉」では意味が変わってくるためである(新潟県国際課、中国語における「新潟」の表記について)。なお、「新潟」の北京語読みは Xīnxì で、不正確とされながら慣用となっている「新」=「新瀉」では Xīnxiè である。
電力会社・JR・高速道路・ナンバープレート等
電源周波数:ほぼ全域で50Hzだが、佐渡市の全域と糸魚川市・妙高市の一部では60Hz。
- JR線:JR東日本 - 新潟支社(飯山線以外の東日本管轄路線)・長野支社(飯山線の県内全域)
JR西日本 - 金沢支社(北陸本線・大糸線の県内全域)
-
- 新潟県は日本海縦貫線が通る交通の要衝でもあり、京阪神や首都圏と北東北、北海道を結ぶ寝台列車や夜行列車も少なくない。しかし両者とも始発点、終着点からみてちょうど中間付近であることから、通過時刻も深夜から早朝の時間帯になり、停車駅も直江津駅、新津駅、村上駅程度であまり恩恵を受けない。その補完的な意味合いで大阪駅行きの急行きたぐにと新宿駅行きの快速ムーンライトえちごが新潟駅から新津駅、東三条駅、長岡駅などを経由して、それぞれの終点まで向かっている。
- 高速道路:日本道路公団北陸支社(2005年7月1日から関東第一支社)→東日本高速道路新潟管理局(2005年10月1日より)
- ナンバープレート:国土交通省北陸信越運輸局
新潟運輸支局(新潟ナンバー)- 県央地域(三条市・加茂市・南蒲原郡田上町)を含む下越地方と佐渡島
長岡自動車検査登録事務所(長岡ナンバー) - 県央地域を除く中越地方と上越地方
新潟県内を題材にした作品
映画・ドラマ
- 天地人
- ホワイトアウト
- こいまち(第4話新潟・十日町編)
- 愛してよ
- 高校教師
- 夏子の酒
- こころ
- ストロベリー・オンザ・ショートケーキ(後半)
- blue
- 頭文字D
- ひとつ屋根の下
- ゴジラ・モスラ・キングギドラ 大怪獣総攻撃
- マリと子犬の物語
そのほか、にいがたロケネット参照。
小説
- 雪国
- 峠
- 上越新幹線殺人事件
- 越後湯沢殺人事件
- 十津川警部 雪と戦う
- 「雪国」殺人事件
- Deep Love第二部〜ホスト
- 米百俵
- 藏 - 後に映像作品化
楽曲
- 新潟ブルース(美川憲一)
- 越後絶唱(小林幸子)
- 雪の越後を後にして(村上幸子)
- 四季の新潟(小林幸子)
- 雪椿(小林幸子)
- 佐渡の恋唄(細川たかし)
- 湯沢旅情(加山雄三)
- おまんた囃子(三波春夫)
- 越後平野(多岐川舞子)
- 雪国−niigata−(東京事変)
- 新潟のひとよ(里見浩太朗)
- 海雪(ジェロ)
マスコミ
新聞
- 新潟日報
- 長岡新聞
- 三條新聞
- 柏崎日報
- 小千谷新聞
- 見附新聞
- 上越タイムス
- 村上新聞
- いわふね新聞
放送局
県内にはNHKの新潟放送局がおかれているほか、民放ではTBS、フジテレビ、日本テレビ、テレビ朝日の各系列局があり、テレビ東京の系列局は存在しない(但し、上越市周辺のケーブルテレビ等でテレビ東京が視聴できるため、新潟日報・読売新聞新潟県版のラジオ・テレビ欄にはテレビ東京の番組表が掲載されている)。
また、FMラジオではJFN系列のFM-NIIGATAが県内全域をカバーするほか、五大都市圏以外では初となる独立ラジオ局のFM PORTがある。県土が広くて拠点都市が多いこともあるが、モータリゼーションが発達しているため、ラジオ(FM・cFM・AM)による訴求能力がテレビ並みに高く、ラジオ局が乱立している。
先述の通り、本県はどこの地方に属するか曖昧であるため、東北6県との共同制作番組があったり、仙台の放送局制作の番組をネット放送したりする(この2例は東北電力が営業区域内向けに提供スポンサーとなる番組である事が多い)。一方で、中部地方の放送局との共同制作番組も存在し、また、ニュースでは関東甲信越として放送されるなど様々である。尚、NHKは新潟県を関東甲信越地方としているが、国政選挙やアマチュアスポーツ等では北陸・信越ブロックに属するため、これらの報道・中継等はNHK名古屋放送局を介して北陸3県とネットすることになる。
テレビ・AMラジオ
- NHK新潟放送局
- 新潟放送(BSN:テレビ→TBS系列 / ラジオ→JRN・NRN系列)
- 新潟総合テレビ(NST:フジテレビ系列)
- テレビ新潟放送網(TeNY:日本テレビ系列)
- 新潟テレビ21(UX:テレビ朝日系列)
FM
- エフエムラジオ新潟(FM-NIIGATA:JFN系列)
- 新潟県民エフエム放送(FM PORT:独立ラジオ局)
コミュニティFM
- 下越地方
- FM KENTO - 新潟市中央区
- RADIO CHAT - 新潟市秋葉区(旧・新津市)
- ぽかぽかラジオ - 新潟市西蒲区(旧・巻町)
- radio AGATT - 新発田市
- 中越地方
- FMながおか - 長岡市
- ラヂオは〜と - 三条市(県央エリア)
- FMゆきぐに - 南魚沼市
- FMとおかまち - 十日町市
- FMピッカラ - 柏崎市
- 上越地方
ケーブルテレビ
スポーツクラブ
- アルビレックス新潟(サッカー・JリーグJ1)
- アルビレックス新潟レディース(サッカー・なでしこリーグDiv.1)
- JAPANサッカーカレッジ(サッカー・北信越フットボールリーグ)
- 新潟アルビレックスBB(バスケットボール・bjリーグ東地区)
- チームアルビレックス新潟(スキー)
- 新潟アルビレックス・ベースボール・クラブ(野球・BCリーグ)
- 新潟アルビレックスランニングクラブ(陸上)
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